楓プログラミングスタジオ たっきーBlog

JEUGIAカルチャーセンター桑名からスタートした「はじめてのプログラミング教室」は、『楓プログラミングスタジオ』に生まれ変わりました。小学生と中学生の子どもがメインですが大人初心者も大歓迎。教室でのワークの様子やプログラミングに関する記事を掲載します。弥富教室の体験と講座のお申込みは、https://kaede-pgstudio.net/contact/ まで。桑名教室は、JEUGIAカルチャーセンター桑名(Tel:0594-27-7211)まで。

今日は僕の妻について話したいと思います

今日は、僕の妻について話したいと思います。

僕の妻は、ただ者ではありません。

類まれなる才能の持ち主です。

 

彼女は、常にど真ん中を射抜きます。

相手の警戒や緊張を解き、そして心で会話します。

彼女の言葉は、ドチンと落ちます。

それは決して言葉巧みとかではなく、言葉では表せない程の"真剣勝負"です。

 

彼女は、いつも全力で目の前の人を喜ばせます。助走はありません。

彼女に嘘やお世辞はありません。ためらいや探り合いをしている暇はありません。

 

彼女は、多忙です。

同じ時間を生きていますがそれを疑ってしまうくらい、起きてから寝るまで全力で勝負しています。

 

妻が20年後の僕のために、住み慣れた東京から桑名へ共に移住してくれました。

それは仕事が変わった僕以上に、妻にとって大きな決心です。

そして、妻が押してくれなければ、僕は仕事を変えることも移住することもできませんでした。

 

こっちに来て、ITとは異なる業種に就きました。

自分は何者なんだ。何がしたいんだ。1年半悩みました。

妻は、さっさと辞めちまえ。あなたなら絶対にできる。前以上の収入も得られると、無条件で信じてくれました。

妻が居るから、僕はまたITの仕事をしています。だから妻には感謝しきれません。

 

彼女の強さと優しさは、半端じゃありません。

そしたら、周りも変わり始めます。

 

色々あって、一年半前この地に、ミニバスケットボールチームを作りました。

妻は、知らない土地でも恐れることはありません。

誰だって怖いことは同じです。しかし、彼女には何者にも負けない、信念があります。

学校区の縛りや毎月の試合・遠征があるスポ少ではなく、誰でも伸び伸びとバスケができるチームにしました。

バスケがしたくてもできなかった子が居ます。小さい子からスポーツが苦手な子までみんなが仲良しです。

ここには子ども同士の陰口も、大人からのプレッシャーもありません。

確実なのは、ここに嫌々やっている子どもも大人も居ません。

バスケを通して、人生が変わり始めています。

 

妻は、二か月前私塾をスタートさせました。生徒はバスケをサポートしてくれる中三男子の4人です。

もう顔つきが違います。ノー勉でテストにトライしていた彼らが毎日遅くまでここで勉強をしています。

彼らの人生が大きく変わり始めています。志望校もなかった子たちが、将来の夢を語り始めるようになりました。

 

妻の夢は、この地に100年続く文化・体育施設を作ることです。 だって、この地には自習室もありません。子ども達には学ぶ場が必要です。

 

一つ一つは小さいことかもしれませんが、彼女はそれを徹底的にやる・毎日やる。

何も行動しない大人が多い中、彼女の日常は簡単に真似できることではありません。

子ども達の人生が変わります。

そして、彼女に関わるすべての子ども達に変化があり、この世界が変わっていきます。

 

妻が起こす奇跡をこれからも応援します。

Pythonでランダム関数を使った簡単ゲーム作成

こんばんわ、桑名プログラミング教室のたかあきです。 いつもアクセスいただき有難うございます。 先日のブログではchibi:bitとスクラッチの内容でしたので、今日は前回の教室で、syu君とsho君が取り組んだPython プログラミングをご紹介しまーす。

Pythonでランダム関数を使った簡単ゲーム作成

  • syu君とsho君、Pythonにも慣れてきたかな?
  • Pythonを使って条件分岐のif, くり返しのfor,while が使えるようになったので、前回はrandomを覚えて簡単なゲーム作りができるようになりました。

f:id:takaaki-niikawa:20171111231708j:plain

ランダムを使った足し算ゲーム

  • 悩んだところは、=(イコール)の使い方。変数に代入する時の記号は score = score + 1 だけど、ifで比較する時の記号は if ans == num1 * num2 になります。
    • 同じ記号だけど意味が変わるので、要注意!慣れたらダイジョーブ!
from random import randint

score = 0

for i in range(10):
    num1 = randint(1, 10)
    num2 = randint(1, 10)
    print(num1, " x ", num2, " = ", end="")
    ans = int(input())
    if ans == num1 * num2:
        score = score + 1
print("スコア=", score, "点です") 
  • 実行結果です。ランダムでかけ算の問題を表示するから、10問中何問正解かな? f:id:takaaki-niikawa:20171111234230p:plain

ゆうれいゲーム

  • ゆうれいゲームは、「10才からはじめるプログラミング図鑑」を見ながら作成。randomを使って、3つのドアのどこかにゆうれいが隠れている。ドアを開けてゆうれいが居たらゲームオーバーというゲームです。

f:id:takaaki-niikawa:20161210010905j:plain

f:id:takaaki-niikawa:20171111235557j:plain

  • 実行結果です。 f:id:takaaki-niikawa:20171112000116p:plain

  • if と for/while、randomがあれば、色んなゲームができると思うよ。みんなで簡単ゲームを考えようー!

総務省ICTスキル総合習得プログラムの評価研修行ってきましたー!

昨日(11/8)、四日市会場で行われた総務省のICTスキル総合習得プログラム評価研修に行って参りました。

  • 今回のテーマは、総務省が4コース準備しているうちの「IoT等によるデータ収集」についてです。内容は、IoTのデータ収集と、具体的な利活用についてでした。
  • 今回は、来年公開を予定されている講義の評価研修でしたので、講義を受けての率直な意見を言ってきました。
    • このような評価研修の一つが身近な四日市で開催されたことは、とってもラッキーでした。

学んだこと1

  • ドコモgaccoで、大学教授陣による本格的な講義が誰でも無料で受けられるとのこと。本日初めて知りました。評価研修を経て、来年講義資料がドコモgaccoにアップされるそうです!ウォッチしなきゃ。

http://gacco.org/

学んだこと2

  • IT人材は、現在も17万人が不足していますが、2019年をピークに減少し、2030年には約59万人の不足が予測されているとのこと。
  • 内閣で議論された結果、2017年5月に「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」が決定し、今回のように総務省が、日本のIT人材育成に危機感を持ち、人材育成を強化する動きがあること。

今日のまとめ

  • どうしても行政だけでは絵に描いた餅になりかねない。行政だけでなく、民間とベンチャーを巻き込んだ動きや、小中高の教育に本腰を入れるなど、それぞれの点と点を結んだ線にしなければ間に合わない。
  • アメリカや中国が国を挙げてITを推進したり、インド、インドネシアベトナムなどのアジア諸国がIT人材の拡大を図る中で、日本はもっとITのスキル向上や利用促進、またIT活用の理解を深めて行かなければ遅れて行く一方。
  • 自分にできることは、変化が激しいIT分野の情報収集と学ぶ姿勢を継続すること。子ども達や若手にITを教えて行くこと。

f:id:takaaki-niikawa:20171109002332j:plain

「プログラミングの楽しさを子どもに伝える」Little Coder Mie さんのセミナーに参加しました

「プログラミングの楽しさを子どもに伝える」Little Coder Mie さんのセミナーに参加しました

こんばんわ、桑名プログラミング教室のたかあきです。 いつもアクセスいただき有難うございます。 昨日(11/7)は、三重県津市の津センターパレスで開催されたLittle Coder Mie さんのセミナーに参加しましたー! Little Coder Mie さんは、津市で小学生のプログラミング未経験者を対象に、3か月に1度、年4回以上プログラミングワークショップを開催されている団体です。 昨年11/20にスタッフお手伝いとしてお邪魔して以来、一年ぶりの再会でした。

blog.goo.ne.jp

セミナーに行って、よかったー!

  • セミナーに参加して一番良かったこと、それは子ども達にプログラミングを教えている方の生の声を聴けたことです。
    • Little Coder Mie さんは、今から4年前、中部地方でまだプログラミングを教える団体や教室が一つもない状況で、子ども達にプログラミングを教えることをスタートされました。これまで延べ20回、300人以上が集まったとのことです。スゴイ!!
    • 日本全体で見てもプログラミング教育は始動したばかり。プログラミングを教える方々は暗中模索だと思います。4年も実績のある方々から、立ち上げの背景、団体として工夫されていること・苦労されていることは、なかなか聴けることではありませんね。
  • プログラミングは自己表現の一つの方法だと思っています。
    • 子ども達がクレヨンで絵を描いたり、折り紙で作品を作るのと同じように、プログラミングは表現を楽しむための道具。講師の阪さんはそうおっしゃっていました。
    • 僕も共感です。運動が得意な子、絵を描くのが上手な子、子どもにはそれぞれ個性があります。僕も子どもの頃運動が苦手でした。中学生の頃プログラミングと出会い、僕はコンピューターで一番になる!と心に決めたことを思い出します。

セミナーに参加して得たこと

やっぱり、プログラミングは楽しい、ということ

  • ワークショップがあり、大人二人一組で、スクラッチ1.4 と NanoBoard AGを使い、モーターを回転させドミノ倒しをする!という実験を行いました。
  • 上手く動くかハラハラ…。大人もちゃんと動くかドキドキわくわくだし、モーターが回って想定通りドミノが倒れると、やっぱりとっても嬉しいのです。
  • これを桑名の子ども達と一緒にやりたいな、素直にそう思います。(先生12月の教室で披露すべく準備開始しまーす)
  • ワークショップの様子が伝わるかな?、写真を載せます。始めのグループでアルミを巻いたドミノが倒れると抵抗が無限大になり、スクラッチが抵抗値の変化を受けてNanoBoardのモーターを回転させます。そしてモーターの回転が次のドミノを倒し、隣のグループのドミノ倒しにつなげます。

f:id:takaaki-niikawa:20171108230724j:plain

f:id:takaaki-niikawa:20171108230753j:plain

子ども達にプログラミングを教えている方々、IT教育が必要だと真剣に考えている方とお会いできること

  • Little Coder Mie さんの石黒さん、阪さんとお話をしたり、そしてNPOで活動されている方、県の職員でITを推進されている方、市の職員で小学校のIT教育を現場で展開されている方にお会いしました。
  • 普段僕は一人で子ども達にプログラミングを教えていますが、プログラミングを教えることの思いや苦労を、他の方と共有できることはとても嬉しいです。

これから

  • Little Coder Mie さんのセミナーを通して刺激をいただきましたので、桑名の教室にもフィードバック。
  • これからも、「たのしい」はつくれるということを子どもたちと、学んでいきたいです。
  • どうぞ、宜しくお願いします。

ws.moyashi-koubou.com

はじめてのプログラミング Chibi:bitでLEDを光らせようー!

こんばんわ、桑名プログラミング教室のたかあきです。 いつもアクセスいただき有難うございます。前回(11/4)の教室の様子をお伝えします。

ダイジェスト

  • sho君は前回に引き続き、マイコンのChibi:bitを使ったレベルアップ課題と、Pythonのプログラミングドリルでfor文に挑戦!
  • shiちゃんはスクラッチのプログラミングドリルで、『ペンでお絵かき』に取り組みました。
  • syun君はスクラッチを使って、先日のリベンジ!? オリジナルのアクションゲーム制作です。本日Youtubeアップしていまーす。
  • yu君は課題8 ゆうれいの瞬間移動に取り組みました。
  • syu君は、「10才からはじめるプログラミング図鑑」に記載の"ゆうれいゲーム"を作りました。
  • 今回の教室はどうだったかな? 以下は、ホワイトボードの写真です。
    • プログラミング教室では、プログラミングの課題に取り組む前に"頭の体操"をしています。今回は大工さんの倉庫が31棟あり、どこまで使ったか調べる問題でした。実は二分探索のアルゴリズムを使ってるんです。頭の片隅に覚えておいて下さい。
    • また久しぶりに、Ozawa-Kenでタイピングのスコアを競っています。shiちゃん、今回は一番だね! 素晴らしい。

f:id:takaaki-niikawa:20171107000356j:plain

Chibi:bitでLEDを光らせようー!

  • sho君が取り組んでくれたChibi:bitの演習は、ちょっと難易度が高かったです。二段階のループを使って、ボタンAを押した数だけ縦5列×横5列のLEDを光らせて行きます。

f:id:takaaki-niikawa:20171107000545p:plain

  • ポイントは1列目のLEDを5個まで光らせた後、2列目に移る部分です。

f:id:takaaki-niikawa:20171107000633p:plain

  • すごい!! 実はsho君、課題を考えた時の先生より早くプログラムを完成させたんですー!

オリジナルの対戦ゲーム

  • syun君は、完全オリジナルの対戦ゲームを作ってくれました。無事時間内に完成。
  • 恐竜からの攻撃にあたらないようにねこがジャンプするゲームだと思う!! (^ー^;

f:id:takaaki-niikawa:20171107001327j:plain

  • syun君は背景もスプライトも自分で加工して場面を切り替えたり、予想外の動きにびっくりです。syun君の作品は、いつもあちこちにアイディアが満載です。以下のスクラッチの画面を見て下さい。背景もたくさん用意してるでしょ?

f:id:takaaki-niikawa:20171107001117p:plain

クラッチの画像効果

  • yu君は、スクラッチで画像効果に初挑戦です。スプライトをクリックしたらゆうれいみたいに消えて、0.1秒後に別の場所に現れるという作品です。今日は新しい技を覚えたね!!

f:id:takaaki-niikawa:20171107001551p:plain

クラッチの『ペンでお絵かき』

  • shiちゃんは、いつも丁寧にプログラミングに取り組んでくれます。そして、集中力がすばらしーい。
  • 今回は並行に、そして色を変えながらラインを引くプログラムに挑戦してくれました。時間内に完成して、先生も嬉しかったです。

f:id:takaaki-niikawa:20171107001915p:plain

さいごに

  • 今回、syun君が作ってくれたオリジナルの対戦ゲームを動画アップしましたので見て下さい。楽しい作品に仕上がっています!

グローバル社会とまともに戦える武器を持て

グローバル社会とまともに戦える武器を持て

  • 昨日仕事でご一緒のパートナー新人向けに勉強会を開き、IT業界で働く上で、若手に"危機感"と"目標"を持ってもらうための話をしました。
    • 「みなさんは、この会社にあと何年勤めますか?」こんな質問をしてみました。
    • 今の会社で、やりがいを持ち毎日楽しく働く。そして十分な収入を得る。これなら言う事なし、かと思います。
    • しかし、今の時代は、終身雇用が合わなくなってきたと思いますし、日本の企業で日本人と競い合い成果を上げることが全ての時代ではなくなりました。
  • そして"ヤバイ"という危機感で学ばなければと言いました。会社では今の仕事に必要なスキルは教えますが、10年先も通用するスキルは教えてくれません。

    • また、残念ながらこの会社で使っている製品スキルや開発言語は、今現在他社では使っていないことが多いです。
    • 製品のスキルや開発言語は変化が早く、10年どころか5年も経てば全く新しい技術に変わります。そして、それは今の時点で想像もできません…。
  • あなたのライバルもグローバル

    • あなたはグローバルな舞台で挑戦することができます。そして、あなたのライバルもグローバルになります。
    • 日本のインターネット普及率は94%とアジアでもっとも高いです。それはインフラが整っているということです。
    • しかし、人口で見た場合、日本のインターネット利用者が1億1千万人に対し、インドネシアが1億3千万人、インドが4億6千万人、中国が7億3千万人です。これは、アジアでみた場合、ライバルが多いということです。
    • またベトナムでのインターネットの増加傾向は著しく、日本でもオフショア開発でベトナムにソフトウェア開発の仕事を依頼することが多くなっています。
    • そういった発展途上の国ならなおさら、ITで成功してやる!!というエンジニアは数多く、若手だけでなく日本人は危機感を持つ必要があります。

www.internetworldstats.com

  • 3年後の夢を描こう

    • また、新人向けに夢を描こうと話をしました。具体的な目標がなければ、3年はあっという間です。
    • 行動しなければ、3年後も今と同じ"現状維持"かもしれませんが、社会や周りが変化していれば、"ダウン"とも言えます。
    • "3年後こうなりたい"という具体的な夢を書き出して、行動しましょう。
  • 先日ホリエモンの講和を聴いて、感動しました!

    • 今回の新人向けの勉強会も堀江貴文さんが近畿大学の卒業式で講和されたメッセージを参考にしています。まだご覧になっていない方は、是非。若手だけでなく、社会で働くすべての人に向けられたメッセージだと思います。

www.youtube.com

人が聴きたくなる話し方、を学ぶ

どうすれば人前で上手く話せるか!?

こんばんわ、たかあきです。

  • 会社でスピーチや新人教育、プライベートな集まりで人前で話すことはありますか?
    • 私もこれまで、会社で製品説明会や新人、他部門の担当者へ教育を行う機会があり、「今日は失敗したな~」と肩を落としたり「上手くいったぞー!!」とガッツポーズをすることがあります。
    • みなさんは、どちらのケースが多いですか?
    • 準備に時間を掛けた時は上手く行くことが多いです。例えば、何日も前から資料の作成だけでなく、当日冒頭で喋る話題や話の順序まで考えた時は上手く行きます。一方で、以前使った資料を前日に手直しした程度の時は上手く行きません…。
  • 少し私の失敗ケースを振り返ります。サーバーの製品担当として、新しいコンセプトを取り入れたコンピューターを製品化しました。従来は一体であったコントロールする部分と処理する部分を分離した、管理性と拡張性に優れた製品でした。
    • 社内で製品アナウンスを控えたある日、自社のSEや営業に説明会を行いましたが惨敗でした!! 途中で退席してその足で私の上司に文句を言う参加者もいらっしゃいましたーーーー。
    • それでは、私の話し方で、何が悪かったのでしょうか?
    • 反省点は、私が参加者の聴きたいことを伝えず、製品の特徴やスペックなど話したからなのです。
    • 聞き手を意識した準備が不足していました。参加者が興味を持っていれば喜んで聴いてくれたかもしれません。しかし、まだ関心がゼロの方には間違った話し方だったようです。
  • まずは相手に興味を持ってもらう事が大事ですね。聞き手が"他人ごと"として話を聞く場合、理解されず、意味のない時間になってしまいます。

思わず聴きたくなる話のつくり方

  • 今週、著者・元NHKキャスター 阿隅和美さんの『心をつかみ 思わず聴きたくなる話のつくり方』を読みました。読んで納得。話し手や文章を書く人に必要とされるテクニックが詰まった良書です。単にプロを真似したノウハウではなく、基本が書かれています。それは、全てのテクニックは"相手の立場に立って話をする"ということに通じていると気付かされます。
  • いちばん大事なことは、"話の主役を「自分」から「相手」に180度切り替えること"です。自分(話し手)の利益・満足ではなく、相手(聴き手)にとってプラスになること・知りたいこと・喜びにつながることでなければ話を聴いてくれません。
  • 話を聴くことは、「時間を奪うこと」でもありますね。是非、相手にとって「価値ある時間を与えること」にしたいです。そのために先ず話に関心を持ってもらう"つかみ"と、"簡潔に分かりやすく話すこと"が大事だと感じました。

  • 一度読んだだけでは、うんうんと頷くだけで自分の物にはできないと思いました。話し方も数学と同じ。自分で何度も練習して、人が聴きたくなる話し方を身に付けたいですね。