今日は僕の妻について話したいと思います
今日は、僕の妻について話したいと思います。
僕の妻は、ただ者ではありません。
類まれなる才能の持ち主です。
彼女は、常にど真ん中を射抜きます。
相手の警戒や緊張を解き、そして心で会話します。
彼女の言葉は、ドチンと落ちます。
それは決して言葉巧みとかではなく、言葉では表せない程の"真剣勝負"です。
彼女は、いつも全力で目の前の人を喜ばせます。助走はありません。
彼女に嘘やお世辞はありません。ためらいや探り合いをしている暇はありません。
彼女は、多忙です。
同じ時間を生きていますがそれを疑ってしまうくらい、起きてから寝るまで全力で勝負しています。
妻が20年後の僕のために、住み慣れた東京から桑名へ共に移住してくれました。
それは仕事が変わった僕以上に、妻にとって大きな決心です。
そして、妻が押してくれなければ、僕は仕事を変えることも移住することもできませんでした。
こっちに来て、ITとは異なる業種に就きました。
自分は何者なんだ。何がしたいんだ。1年半悩みました。
妻は、さっさと辞めちまえ。あなたなら絶対にできる。前以上の収入も得られると、無条件で信じてくれました。
妻が居るから、僕はまたITの仕事をしています。だから妻には感謝しきれません。
彼女の強さと優しさは、半端じゃありません。
そしたら、周りも変わり始めます。
色々あって、一年半前この地に、ミニバスケットボールチームを作りました。
妻は、知らない土地でも恐れることはありません。
誰だって怖いことは同じです。しかし、彼女には何者にも負けない、信念があります。
学校区の縛りや毎月の試合・遠征があるスポ少ではなく、誰でも伸び伸びとバスケができるチームにしました。
バスケがしたくてもできなかった子が居ます。小さい子からスポーツが苦手な子までみんなが仲良しです。
ここには子ども同士の陰口も、大人からのプレッシャーもありません。
確実なのは、ここに嫌々やっている子どもも大人も居ません。
バスケを通して、人生が変わり始めています。
妻は、二か月前私塾をスタートさせました。生徒はバスケをサポートしてくれる中三男子の4人です。
もう顔つきが違います。ノー勉でテストにトライしていた彼らが毎日遅くまでここで勉強をしています。
彼らの人生が大きく変わり始めています。志望校もなかった子たちが、将来の夢を語り始めるようになりました。
妻の夢は、この地に100年続く文化・体育施設を作ることです。 だって、この地には自習室もありません。子ども達には学ぶ場が必要です。
一つ一つは小さいことかもしれませんが、彼女はそれを徹底的にやる・毎日やる。
何も行動しない大人が多い中、彼女の日常は簡単に真似できることではありません。
子ども達の人生が変わります。
そして、彼女に関わるすべての子ども達に変化があり、この世界が変わっていきます。
妻が起こす奇跡をこれからも応援します。