今回は特別テーマ2「計算ゲーム作り」に挑戦! -動画アップしました
こんばんわ!!、JEUGIAカルチャーセンター桑名で「はじめてのプログラミング教室」の講師やってます!、たかあきです。
今回の特別テーマ2「計算ゲーム作り」の動画アップしまーす。
今回教室の様子は前の投稿 ↓を見て下さい。
今回は特別テーマ2「計算ゲーム作り」に挑戦! - #桑名# はじめてのプログラミング教室
■ken君「5秒ぴったりGAME」
■syu君「30カウントゲーム」
■syun君「30カウントゲーム」
今回は特別テーマ2「計算ゲーム作り」に挑戦!
こんばんわ!!、JEUGIAカルチャーセンター桑名で「はじめてのプログラミング教室」の講師やってます!、たかあきです。
本日はプログラミング第8回目を行いました。
本日は、1月に行った特別テーマ1 「アニメ作り」に続いて、特別テーマ2 「計算ゲーム作り」に挑戦でした。
前回の教室で最後に "計算を使ったゲームを作ろう" というお題を出しました。各自アイディアを持って来てもらい本日作品作りを行いました。
アイディア通りに上手く行くかな??、2h以内に完成するかな?と心配もありましたが、無事3人ともプログラム完成しました。
先生、オリジナル作品を作ってもらうとき、見てるだけがいいのか…どこまで声をかけようか…迷います。先生も試行錯誤ですが、生徒からたくさんの学び頂いています。どうも有難う!!
今回の作品、ken君は「5秒ぴったりGAME」、syu君とsyun君は「30カウントゲーム」を作ってくれました。
「5秒ぴったりGAME」は、子どもの頃よくストップウォッチで遊んだ5秒ぴったりで止めるあれです! ken君はアレンジして、時間が短いかあるいは時間を超えた場合にナイトがドラゴンに捕まってしまい、5秒ぴったりだと逃げ切るという設定です。
先ず、この設定が良かったです。ゲームを盛り上げる演出ができていると思います。
次にテストしてドラゴンから逃げ切る時間を5秒ジャストではなく、4.9秒以上5.2秒以下の誤差を付けていることです。
また、ナイトのプログラムでドラゴンに捕まったか判断する部分がきれいに書けていました。110歩歩くとX座標250に到達するから逃げ切ったと判断しているんだね。
もう一つ改善するとしたら、4.9秒以上と5.2秒以下の条件を2つのブロックで分けて作るより、一つにまとめるとすっきりします。
syu君の「30カウントゲーム」は完成一番乗りでした。課題に対して、頭でプログラムを組み立てる力が付いてきた~と感じています。
1から開始して1~3個まで数字を順番に言いあい、30を言ったら負けのゲームです。
syu君作成したプログラムの斬新なところは、3より大きい数字を言うとちゃんと間違えを指摘してくれるところです。syu君のプログラムでは、3より大きい数字の場合無効になる(スキップ)される仕様のようです ↓
一つ改善するとしたら、まだ先生使い分けを説明していませんでしたが、メッセージは「メッセージを送る」と「メッセージを送って待つ」の2種類があります。「メッセージを送る」ではメッセージを送った後プログラムが次に進みますが、「メッセージを送って待つ」はメッセージを送った先のプログラムが終わり戻ってくるまで待ちます。
実は、syu君のプログラムでは、メッセージを送った後のプログラムで3より大きい数字の場合に無効にして数を引いているので、合計を再計算しているね。実は後のプログラムでこの合計が関わってくるので、「メッセージを送って待つ」の方が良いです。手直ししてみて!!
最後に、syun君も「30カウントゲーム」を作ってくれました。このゲーム実は難しいと思うんです。先生も始めに悩みました。
人 vs 人か、人 vs コンピュータか。順番に数字を言いあうのをどうやって実現するか…。
syun君、始めはスプライトを2つ置いて作り始めたね。その場合、スプライト同志が連携しないといけないので、「メッセージを送って待つ」の仕組みが必要だと思う。
最終的に、人 vs コンピュータにして、スプライトを1つで作りました。
一つ改善するとしたら、一回のくり返しの中に、"コンピュータが乱数で数字を決める部分"と"人が数字を入力する部分"が入っています。もしコンピュータが30を言って負けても次に進んでしまうからコンピュータの数字を決めた後に勝ち負けの判断を入れよう。
めざせ、小中学生プログラミングコンテスト!
こんばんわ!!、JEUGIAカルチャーセンター桑名で「はじめてのプログラミング教室」の講師やってます!、たかあきです。
せっかくプログラミングを学んでいるなら、目標になるプログラミングコンテストがあったらいいな?
しかし、プログラミング初心者でスクラッチでも出場できるコンテストってあるのかな??
プログラミングコンテストをまとめた記事はありますが、スクラッチでも出場できるコンテストはまとまったものがありませんでしたので、自分なりに調べました。
小中学生でも出場できるプログラミングコンテストありました!! ご紹介します。
1. U-22プログラミング・コンテスト
22歳以下の若者を対象にした経済産業省主催のプログラミング・コンテストです。小学生から大学生までの幅広い若者が出場しているとのこと。ジャンルやプログラミング言語は問わないため、スクラッチのエントリもOKです。次回は2017年4月に応募要領等発表あり、2017年 7月~8月が応募期間の様です。
以下は、2017年度の開催に関するニュースです。
また、以下は上記U-22プログラミング・コンテスト2016 結果発表のページです。
2016年度の受賞作品を見ていくと…、高校生,専門学校生の受賞作品が多いのですが、2016年度の応募要領には審査のポイントとして、アイデアも評価対象ですのでスクラッチでも挑めるはず。
・1.プロダクト:有用性や芸術性等、ビジネスの可能性も期待できる完成度の高い作品を評価します。
・2.テクノロジー:アルゴリズムや機能性等、技術的に優れた作品を評価します
・3.アイデア:独創性や将来性等、アイデアが優れた作品を評価します
2. 9leap ジュニア・プログラミング・チャレンジ
株式会社UEI主催の全国小中学生向けのプログラミングコンテストです。2016年の受賞作品には、スクラッチの作品がいくつもありましたので、チャンスあり!!
またなんと!、過去3回に渡りコンテストの上位3名をシリコンバレーへ招待し、世界最大のゲーム開発者向けイベントへ参加したみたいです。なんともモチベーションが上がります。
前回は、2015年12月~2016年1月に行われた様です。次回はあるのか??、もしかしたら「3. 全国小中学生プログラミング大会」に置き換わったのかも…。
3. 全国小中学生プログラミング大会
「2. 9leap ジュニア・プログラミング・チャレンジ」で主催の株式会社UEIも大会実行委員として参加(他主催には角川アスキー総研など)の第1回 全国小中学生プログラミング大会が昨年2016年8~9月に行われました。前回は「ロボットとわたしたち」のテーマで開催された様子。
今年も第2回 全国小中学生プログラミング大会の開催が決定したとのこと!!、今年のテーマは、「こんなのあったらいいな」です。スクラッチもOKの記載あり。ちなみに前回の副賞は、Macbook Pro でしたー。
前回の受賞作品は下記参照↓
夏休みにプログラミングを楽しもう !!|第一回 全国小中学生プログラミング大会
4. PCNこどもプロコン
今年早速、第6回目となるPCN主催プログラミングコンテスト『PCNこどもプロコン2016冬』が行われた様です。
受賞作品には、IchigoJam BASIC、ai.jamで作られた作品の他、スクラッチの作品もいくつかありました。こちらも副賞が色々と用意されていましたので一度受賞作品ご覧ください。夏と冬の年に2回開催している様です。
夏休みの研究やスクラッチの力試しに最適かもしれません。
また、スクラッチの次に他の言語覚えたら、U22プログラミングコンテスト腕試ししたいですね!?
以上、調査結果でしたー。
PCがなくても出来る!!、プログラミング脳を鍛えようー!
こんばんわ!!、JEUGIAカルチャーセンター桑名で「はじめてのプログラミング教室」の講師やってます!、たかあきです。
今日は、PCがなくても出来る!!、プログラミング脳を鍛える教材をご紹介します。
小中高生向け国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」の情報ページ
私も勉強不足で最近初めて知りましたが、国際情報オリンピックへ派遣する日本代表選手を選抜する国内大会である「日本情報オリンピック」が毎年行われています。
その一環として、小学校5年生から高校3年生を対象にジュニア向けの国情報科学コンテスト「ビーバーコンテスト (Bebras Contest) 」が開催され、学校単位で参加できるようです。
コンテストの区分としては、下記4つあります。
・ベンジャミン問題 (小学5年生・6年生)
・カデット問題 (中学1年生・2年生)
・ジュニア問題 (中学3年生・高校1年生)
・シニア問題 (高校2年生・3年生)
過去のコンテスト問題と解説が掲載されていますので、是非挑戦してみましょう!
私も実際に解いてみて…、2進数や論理演算、プログラミングのアルゴリズムといった情報処理のベースになった問題が制作されており、ゲーム感覚で学べることが素晴らしいと思いました。
家でも学校でも教材として、使えると思います!!
くり返し取り組むことで、プログラミング全般やコンピューターを学ぶ上で基礎となる考え方を育むことができます。
私も今度から、プログラミング授業の始めに準備体操として取り入れて行こうと思います。(生徒の皆さん、お楽しみに~)
桑名はじめてのプログラミング教室にいなべ市から体験に来てくれましたー
こんばんわ、JEUGIAカルチャーセンター桑名で「はじめてのプログラミング教室」のたかあきです。
第7回のプログラミング教室を行いました。
今日は、いなべ市から小学2年生の子が体験に来てくれました!
課題1の歩くねこ、課題2のバレリーナに挑戦してくれました。今日はプログラミング初めてでしたが、無事にねこ(スプライトにはたまと名付けてくれました)が動き回り、バレリーナがおどりました。
またプログラミングをしに教室に来て下さい。
小学生組のsyu君とsyuu君は、家でゲーム作りに取り組んでくれたみたいで、作品を見せてくれました。先生もビックリ!! 今日は時間ありませんでしたが、今度は先生も遊ばせてください。
これからも先生をビックリさせてください。みんなが発見した新しいテクニックや作った作品を見せ合ってお互い学びましょう。誰かに作品を見せたり、仕組みを説明することで気付くことはたくさんあります。
ken君は、今日も先頭バッター。考えよう8 アラーム付きの時計作りと新しい課題10 スクラッチペンでお絵かきに挑戦してくれました。
時計作りでは秒針が60秒を刻んだら、分針が進む。分針が設定したアラームになったらアラーム音を鳴る。
この考えよう8は、角度を理解してスクラッチを回転させること、秒針のくり返しと分針のくり返しを二段階つかうこと、アラーム時間の変数と比較して音を鳴らすこと、スクラッチのいろんなテクニックを使うため難しかったと思います。
悩みながら完成できました。60秒たったら分針が進むと感動するよね? プログラムがちゃんと動くかなとテストするときは、子どもも大人もドキドキの瞬間です。
上手く動いたら先生も嬉しいです!
今日登場した新しい課題はスクラッチペンだったね。円と四角はかんたんだったけど、だんだんと難しくなっていくよ。
さて、予告通り次回は、特別テーマ「計算ゲーム作り」です。
宿題です! 次回までに計算を使ったゲームを考えてきてくださいね!! またこのブログを訪問していただいた方も良いアイディアがあれば、是非コメントいただけたら幸いです。
先生は、下記のゲームを思い付きました~。無事プログラムも完成させたので、②と④を動画でご紹介します。
【先生の作品】
①60秒間に九九を何問言えますか
②20カウントゲーム
③3の倍数見つけ
④5秒ぴったりタイマー
②20カウントゲームの作品動画
説明:ねこと対戦する20カウントゲームです。サルは審判です。ねこと交代で1から順に数字を言います。一度に言って良い数は3個まで。先に20を言ったら負けですよ。
④5秒ぴったりタイマーの作品動画
説明:スタートを押してから5秒後にスペースを押します。正確に5秒あてられたら奇跡です。
次回の特別テーマがとても楽しみです!どんなプログラムができるかな。
なぜプログラミングを学ぶのでしょうか
-なぜプログラミングを学ぶのでしょうか
みなさん、こんばんわ。東京だけでなく、身近な場所でもプログラミングを学べる所が増えてきましたね。
2017年、伊勢市でも三重県1号のコーダー道場が誕生しています。
https://coderdojo-ise.jimdo.com/
桑名市でもここ1年くらいでプログラミングを学べる教室が増えてきました。とても嬉しいことです。
一昔前まで、プログラミングは情報処理系の学生かシステム開発のエンジニアといった一部の人が使うコトバだと思っていましたが、時代が変わりました。
これから、もっとプログラミングが必要になります。
今は子どももスマフォを使い、スマフォでゲームだけでなく、インターネットで調べ物や日常的にアプリを使います。
エンジニアではないビジネスマンもプログラミングを使って効率的に仕事をしています。
芸術家もプログラミングでプロジェクションマッピングを表現します。
そう、少し前までプログラムはPCやサーバーの中でしか動いていませんでしたが、これからは私たちの生活あらゆる場面でプログラムが動き出します。
-なぜプログラミングを教えるのでしょうか
2000年にコンピューターメーカーに入り、14年間ITの仕事をさせてもらいました。
2015年にUターンして、地方でどんな生き方ができるかな。Uターンしても朝から晩まで企業の一部になるのは嫌だなと。
これから成長していく子どもたちに還したいという大人心と。中学時代取り得がないと思っていた自分がプログラミングに出会い、ITエンジニアの目標ができたこと。自分が関わっていく子どもたちの夢に繋がればいいなという子供心です。
プログラミングはモノ作り。そしてあなたの表現手段です。
想像を現実に変えるのがプログラミング。
さぁ、一緒にプログラミングを楽しもう。
たかあき